先生、西暦じゃなかったら何なんですか!
大仰な語りでAパートが始まる。
しかも合併するとは言え他校の生徒会長が監査って……
何かどこぞの企業合併みたいにこれまた大仰。
こいつらが学園祭やるからって聖桜が独立運動でも始めると愛洸は考えているのか。
何かわざわざ現実味のないネタを語りに入れる必要性は感じなかった。
で、メインキャラを含めてみんなで盛り上がる展開が常道であるが、敢えてこの作品では違う道を採る。
前日までの展開だってもっと派手に演出することは出来ただろうが、敢えて光香の語りをメインに抑え気味の展開が続いていましたね。
そのギャップとして光香の語りの大仰さって言うのが強調されていたのかも知れない。
この演出が良かったと断言し切れないがこれはこれで巧いのかなとも思う。
B突入。
生徒会室が隔離された場所にあるお陰で文化祭の盛り上がりとは無縁の場所に居る学美達。
でも普通こういう時の本部って会場内に作る気が……
まあ実際、学園祭の本部とかに居る人は一番頑張ったのに案外学園祭を仕事のお陰で楽しめなかったりということはあるわけで意外にリアリティーのある展開か。
学美兄が微妙に活躍したわけだが、正直ここまで来ても絶対に必要なキャラだったのか微妙。
愛洸理事長との関係上とかいくつかの点で必要なキャラであったことは確かかも知れないが、どうにもこの作品に居なければならない存在にまでなっていない気がする。
だから展開上の都合として配置されたような、そんな印象を受けてしまうわけだ。
対照的に愛洸理事長はラスボス的ポジションということもあるのかも知れないがこの作品を語る上で学美達の反対側の存在としてなくてはならないキャラになった気がする。
で、ライブシーンが出た途端に「これは荒れる!!!」とNT的に確信したら案の定。
ハルヒのパクりだの何だのと言われても少し困りますよね。
構図的にどれほど似ているのかは知りませんが、少なくとも学園祭でライブをやるシーンを描くというだけでパクりになるなら「ロボットアニメは全部ガンダムのパクり」(ガンダムと言ったのは単なる例で、厳密にどれがロボットアニメの草分けかとかは別の話なので突っ込まないように)というレベルだ。
観客を映すシーンがパクりだとか言われたってじゃあピンチの時に主人公が出てきたら全部種ですかっていう安易な話と同レベル。
だいたいライブをやっているのもメインキャラじゃなくて名無しキャラ。
文化祭の意味合いを始めとして、ライブ自体の持つ意味だってハルヒでは「ハルヒがやった」ことで特別な意味があることはその後のシーンを含めて明白だが、こちらでは文化祭を描く一要因に過ぎないし、もう少し穿った見方をしたってそういう所に参加していない学美達の姿を鮮明にする対比用のシーンなわけで。
ちなみにライブ自体のクオリティについてはやはりハルヒに軍配が上がるだろうが、それは当然のことだ……一方で狭い範囲での演出上の意義としてはまなびストレートのライブが勝っている気がする。
ハルヒにおけるライブはハルヒが学園祭に参加する方法としてたまたまライブだったわけで、あれがライブである絶対的な必要性はなかったことに対して、まなびストレートでのライブは「生徒会役員の宿命」を描く上で外の賑やかさを示す最善の方法としてのライブだったわけだ(と思う)。
まなびにおけるライブは「ライブでも良かった」ではなく「ライブでなければならなかった」というレベルに絶妙な演出である。
ただし、もっと大きな流れで見た場合の演出としてはライブが「対比」とせいぜい「文化祭の成功と満足」という次元のことを描く装置となっていたまなびよりハルヒを描く上で重要な意味を担ったハルヒでのライブの方が意味があるとも言えるのかも知れない。
まあ正直ハルヒハルヒって騒いでいるのは寧ろアンチハルヒ厨な気がするし放置が一番か。
って信者からハルヒアンチに転向気味な自分としては随分とマイルドな文章を書いたものだ。
まあそれ以降は取り立てて言うこともないか。
次回が最終回ということでどうなるのか。
最終回に良い題名を付けたと思います。
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